50歳になったら仕事が無い、は本当か。

50歳になったら仕事が無い、は本当か。

「50歳を過ぎたら贅沢は言えません。仕事を選べる立場じゃないんですから」
「離職したら3ヶ月以内に仕事を決めないと、あなたの鮮度は落ちますから。とにかく選り好みせず早く仕事を決めて下さい。」
転職の相談に行ったら、自分より遥かに若いカウンセラーにこう言われました。とても焦っています。
――こんな相談をよく受けます。

ちょっと待った、なぜ言われたままを鵜呑みにしているのですか? 思考停止をしていませんか?
よく考えてみてください。50歳を境に一斉に人の能力が落ちるわけではありません。
生鮮食品でもないのに、3ヶ月の賞味期限があるはずがありません。
ましてや人の寿命が延びている中、今の50歳はまだまだ若く、むしろ脂がのっている時期といえます。

実際、社会人材学舎®には
「自分の右腕を、後継社長を探している。」
「自社より大きな会社で経験を積んだ人にマネジメントをしてほしい」
と、経験豊かな人材を求めてコンタクトをしてくる経営者がいらっしゃいます。

ただ、そのメガネに適うには、応募する会社で発揮できる能力、貢献、熱意、共に苦労をする覚悟を具体的に語れることが求められます。経験豊かな人材、つまり 即戦力を求めているのですから。
明日からこの会社で何ができるか何をしたいかを、多少間違っていてもいいから語れることが大事なのです。

仕事 を選べる立場にない50歳とは、これを語れない人たちです。
そして、そういう人たちがとても多い。
どうせ語れないのなら若い人のほうが使い勝手が良くて給与も安いからましか…という結果論が、「50歳になったら仕事がない」という言葉つながっていくのです。
正しくは、「準備も覚悟もできていない人には、年令に関係なくチャンスは巡ってこない」なのです。