これだけは注意しよう!40代転職の注意点15選

以前別のコラム「転職で後悔しないために必ずやっておく4つのこと」でも触れたように、転職者のじつに3人にひとりが、転職を後悔し、元の職場に復帰したいと考えているそうです。

本来、夢と希望に満ち溢れているはずの新しい仕事なのに、なぜこんなにも多くの人が、転職を後悔する事態に陥ってしまうのでしょうか。

原因はいくつも考えられますが、もっとも大きな原因は、円滑な転職に必要なポイントを理解しないまま転職したからだと考えられます。そこで今回は、40代以上の世代が転職をする際に知っておくべき注意点を、15個ピックアップしてご紹介していきます。

 転職活動をスタートする前の主な注意点

 転職活動をスタートする前の主な注意点

40代以上の世代が転職をする際に知っておくべき注意点を、大きく「転職活動スタート前」と「転職活動中」にわけて、解説していきます。まずは、転職活動スタート前に押さえておくべき、7つのポイントをみていきましょう。

 自分のできることをしっかりと把握しておく

転職を成功させるには、自分のできることをしっかりと把握しておく必要があります。企業が求める人材像とあなたのできることがマッチしないと、転職後の評価が著しく下がってしまう可能性もあるからです。

いうまでもなく中途採用をおこなう企業は、転職者に「即戦力」を求めています。専門分野に関するスキルは当然として、マネジメント的な能力もなければ通用しないでしょう。また、若い社員が多いベンチャー企業では特に、若い世代に対して「スキルや知識の継承」も期待されるはずです。

逆に40代を超えたあなたへ、プログラマーのようなIT知識や、堪能な語学力を要求する会社はほとんどありません。(案件にもよりますが)

であれば、今もっていないスキルの習得に時間をかけるのは、あまり得策ではないわけです。それよりも「自分ならではの強み」を分析して、転職先へしっかりとアピールできるようにしておくほうが、転職にはよほど効果的だと思います。

転職前に必要な資格取得やスキルアップを意識

40代の転職において年齢に見合った経験やスキルが重要なのは、先ほど述べたとおりです。しかし、いくら経験やスキルがあっても、それを転職先にうまくアピールできなければ宝の持ち腐れになってしまいかねません。

転職先へのアピールという意味でいうと、やはり資格取得は有効になります。資格があれば、採用担当者も、「ある一定レベル以上の知識やスキルがある」と判断しやすくなるからです。どういった資格を取得するかは、これまでのキャリアと転職先の業種や職種によって異なります。

技術系の会社に転職したいのに、社会保険労務士の資格があっても、ほとんど意味がないですよね。技術系全般なら「技術士」のほうが評価されるし、電気系なら「電気工事士」、建築系なら「建築士」を目指すべきでしょう。

また、英語や簿記のように汎用性の高いスキルは、社会人のたしなみとして身につけておいて損はありません。「英語のできる建築士」や「数字に強い技術士」のように、特定のスキルと組み合わせることで、企業側からも高い評価を受けるはずです。

もちろん、資格だけではいざ採用されてから恥をかいてしまいます。資格は、あくまでもスキルや知識の裏づけにすぎません。実践的なスキルアップも忘れずに進めてください。

年齢とキャリアに応じた書類作成が重要

履歴書や職務経歴書といった応募書類は、企業側へ「自分を採用した場合のメリット」をアピールできる最初の、かつ大きなチャンスです。ここをうまく通過できないと、面接で直接話をする機会さえもらえないのですから、書類作成の重要性がおわかりいただけると思います。

応募書類は、自社の営業パンフレットをイメージすると理解しやすいかもしれません。パンフレットには、自社の業務内容や販売実績、強みや特徴などが、しっかりと記載されているはずです。

応募書類の内容も、まったく同じです。自分という商品のセールスポイントであるスキルや経験をきちんと記載しておかないと、あなたが採用に必要な条件を満たしているかどうか、採用担当者は判断ができません。もし、ほかの応募者の書類内容がしっかりしていたら、間違いなくほかの応募者が優先されてしまうでしょう。

だからといって、嘘や誇張したアピールは決してしないでください。たとえその場はうまくごまかせても、採用後に結果を出せず、著しく評価を落としてしまった例を本当によく耳にします。

いずれにせよ、こういった内容を書類に落とし込む前に、まずはこれまでのキャリアをじっくりと振り返る時間が必要です。自分の棚卸しについては、別記事で詳しく紹介しています。ぜひそちらの記事にも、目を通しておいてください。

転職サポートサービスやエージェントをうまく活用する

通常転職を考える人は、まず大手の転職サイトでいろいろな情報を調べるはずです。こういった転職サイトを参考にするのはもちろん構いませんが、そこだけに頼ってしまうのは非常にリスクがあります。

なぜならば、大手転職サイトの多くは、20代〜30代をターゲットにしているからです。名目上40代・50代も利用は可能ですが、ミドルシニア向けの案件は少ないし、そもそもミドルシニアをサポートするノウハウも不足しています。

転職の確率を少しでもアップしたいのなら、必ず中高年向けの転職エージェントのサポートを受けてください。

なかでも、中小企業案件に強い転職エージェントは非常にオススメです。なんといっても、ミドルシニア世代の転職の多くは、中小企業が受け入れ先になっていますので。

たとえば、私ども社会人材学舎のもとには、中小企業、とくに地方で活躍する優良企業からのオファーが殺到している状態です。中小企業案件に強いので、中小企業の実情に合ったサポートが受けられます。

もちろん、転職エージェントはあくまでもサポートをおこなう裏方です。情報収集や自己分析・書類作成など、自分で積極的に動く姿勢も忘れないでください。

これまで培った人的ネットワークからチャンスはやってくる

これまで培った人的ネットワークは、転職活動において大きな武器になります。仲のよい人たちに転職を希望していると伝えれば、思いがけない情報や紹介がもらえるかもしれません。

ただし、こういったチャンスも、すべては日頃から良好な関係を結んでいるからこそ。いざ転職となり、信頼関係の薄い人にいきなりお願いしても、反感を買うのが関の山です。

特別な用事がなくても、定期的に連絡(あくまでも迷惑にならない程度に)を取るなど、関係を繋いでおく最低限の努力は惜しまないようにしましょう。

もちろん、良好な人間関係に、自分よがりな打算はご法度です。利用されると思われてしまえば、それまでどんなに親しい間柄でも、最悪人間関係が壊れてしまいます。

「そういえば、今度転職しようと思っているんだ……」と、話の流れでさりげなく転職活動の意志を伝えるくらいが、ちょうどいいのかもしれませんね。

なお現代社会において、人間関係を広めていくには、SNSの活用が不可欠です。とくにビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」は、使っているミドルシニアがまだまだ少ないため、差別化にも繋がります。

これまでSNSを使ってこなかった人は、これを機会にぜひチャレンジしてみてください。

やりたい仕事にこだわり過ぎない

社会人材学舎の転職カウンセリングでは、方向性やできることを掘り下げて考えてもらったあとに、できるだけ希望に沿った案件をご紹介しています。

しかし、あまりにも仕事の内容にこだわりすぎると、転職はなかなかうまくいきません。中小企業では、複数の職種をひとりでこなす、いわゆる「なんでも屋」的な働き方を求められることが多いからです。

そういう状況のなか、やりたい仕事に固執すれば、ほかの「なんでもやります」という人に採用枠を奪われてしまうのは当然ですよね。

そもそも、AIに代表される新しいトレンドの影響から、今やっている仕事が数年後も残っているとは限りません。それくらい時代の流れは、速く激しくなってきています。だから、今感じている仕事へのこだわりも、もしかすると数か月後にはまったく変わっているかもしれないんです。

こだわりを捨てて、まずは転職を成功させる。やりたいことがあれば、そのあとで実現に向けて努力をする。こだわりのある人は、ぜひこういう思考にシフトチェンジしていただきたいと思います。

転職をしない選択肢も頭に入れておく

 転職活動の前にぜひいちど立ち止まり、「本当に自分には転職が必要なのか」問いかけてみてください。

とくに大企業で働いている場合は、慎重に決断をくだす必要があります。転職先の多くは中小企業なので、いったん転職をすれば、ほぼ100%収入と待遇が低くなるからです。(もちろん、頑張り次第で報酬アップも可能です。誤解のないように)

なんらかの改善をおこない、仕事に対する不安や不満が払拭できるなら、もしかすると転職をしないほうがよりよいキャリアを積めるかもしれません。また、場合によっては、起業したほうがよいケースだって考えられます。

しかし、実際こうした分岐点に立つと、なかなか正しい判断はできないものです。どの道に進んでも、必ずメリットとデメリットの両面がありますからね。

転職に関しては、自分の頭のなかでいくら考えても、おそらくよい答えはみつからないでしょう。どうしても迷ってしまうときは、客観的な第三者からのフィードバックが非常に役に立ちます。

弊社の知命塾などを活用して、ぜひ自分にはない視点からの意見を参考にしてみてください。

転職活動中の主な注意点

転職活動中の主な注意点

転職活動中の動き方で、転職の成否は大きく変わってきます。 どれほど入念な準備をおこなっていても、活動中に失敗すればまったく意味がありません。

転職活動中の主な注意点を8点解説しますので、できるだけすべてクリアできるように、しっかりと頭に刻み込んでいきましょう。

大企業と中小企業の違いを受け入れ、柔軟な姿勢をアピール

40代以上のミドルシニアが転職する場合、転職先企業の規模は小さくなるのが一般的です。大企業と中小企業では、会社のしくみから働き方まで、なにもかも違います。そういった企業規模による違いを無視して、大企業の感覚のまま転職活動をおこなうと、転職はまずうまくいきません。

大企業を経験した人からみれば、中小企業での仕事は合理性に欠けているように見えるのは事実でしょう。必要なものは揃っておらず、組織体制や社内ルールも、整備されていないように感じるかもしれません。これまで環境の整った企業で働いている人からすると、なぜ整備されていないのか?と気になってしまうこともよくわかります。

しかしどの会社にも、それぞれ事情があるものですし、視点を変えればそこにあなたの経験が活かせる場があるとも言えます。より効率的に業務を行えるように環境を整備できれば、経営者の覚えもめでたくなる可能性もあるかもしれません。ぜひ謙虚な態度で「新しい環境で慣れない面もあるかもしれませんが、自分のスキルを活かして精一杯がんばります」といった気持ちを持つようにしてみてください。

そのために、転職先企業での仕事のしかたや企業風土をよく研究してください。そのうえで、自分なら企業風土に合った働き方ができ、結果も出せることを強くアピールするのです。

もちろん本音としては、中小企業での仕事に、いろいろな不安や不満はあるでしょう。でも、まずは採用してもらうのが先決です。スキルやキャリアの提示と同時に、企業風土に応じた柔軟性もきちんとアピールできれば、転職の確率は間違いなく大きくアップします。

自慢話は絶対にNG

前述のとおり、40代以上の転職先の規模は、以前の職場よりも小さくなるケースがほとんどです。そうなるとどうしても、前職での経験を自慢話のように話す人が出てきます。

しかし、面接時の自慢話は絶対にNGです。転職先で自慢話をしたら、確実に評価が下がると思ってください。あからさまな自慢話ではなく、サラッと匂わす程度であってもやめておくほうが無難です。

面接時に少しでもこういう態度を匂わせたら、転職は間違いなく失敗します。「こういう性格では、かりに採用しても、うまくいかないだろうな」と思われてしまうからです。

ただし一方で、面接時には自分をアピールする積極性も求められます。積極的な自己PRと評価されるか、それとも自慢と受け止められてしまうか、その差は、「具体性」です。

採用企業へアピールしたいスキルや経験について、実際どのように実績を出してきたのかを具体的に説明できれば、それは自慢ではなくアピールとして受け止めてもらえます。また、自分のアピールポイントを具体的にまとめておくと、企業とのマッチングを考える際にも大いに役立つはずです。

いずれにせよ、自慢話は決してせず、自己PRもさりげなく上品におこなうのが、面接の鉄則です。打ち解けた雰囲気になっても、決して気を抜かずに、節度を守るようにしてください。

雇用主と自分の「仕事内容に関するイメージ」をすり合わせる

前述のとおり、自分のできることを明確にしておくのは、とても大事です。しかし募集内容をみて、「できない分野の仕事だから自分にはムリだ」と諦めてしまうのは、早計すぎます。

なぜなら、できないと思っている仕事の内容が案外簡単で、少し慣れれば問題なくこなせるケースが多いからです。

私が実際に相談を受けた人事部門の求人案件は、採用や教育だけでなく労務関係の業務もおこなうというものでした。大企業の人事業務経験者にこういった案件を紹介すると、多くの人が応募に消極的です。

大企業では業務が細分化されているので、経験のない労務の仕事に対して、消極的になるのは仕方のないことかもしれません。

ところが実際に経営者側がイメージしているのは、「問題点を社労士と相談する窓口になってくれればよい」といった程度なのです。そういったイメージをお伝えすると、「それなら対応可能だと思います」という返事が戻ってきます。

このケースではきちんとイメージのすり合わせができたからよかったのですが、もしうまくすり合わせができなければ、みすみす転職のチャンスを逃してしまうところでした。

そういうロスを避けるためにも、まずは案件を扱う転職エージェントに、仕事内容をしっかりと確認するという意識をもってほしいのです。

それさえできていれば、あとは面接で、雇用主ときちんと認識をすり合わせればOK。採用後に「思っていたのと違う」というトラブルも、まず起こらないでしょう。

自分のスキルと募集要件のマッチングを真剣に考える

さきほど、「経験のない分野でも自分にできるかどうかを、転職エージェント・雇用主両方にきちんと確認する」という話をしました。あとからトラブルを起こさないためにも、認識のすり合わせは必ずおこないましょう。

ただしこれとは逆に、「できると思っていたことが、実務で要求されるレベルに達していないケース」も、きちんと想定しておく必要があります。

じつは大企業勤務が長い人の場合、会社のネームバリューやリソースのおかげで業務が回っていることも多く、後ろ盾のないベンチャー企業では通用しないことも少なくないのです。

そういったミスマッチを防ぐには、まず自分のスキルを冷静に見極めて、そのうえで応募するかどうかをじっくりと判断しなければなりません。熟考のうえ応募すると決めたら、自分のスキルやキャリアをしっかりと相手企業に伝えられるように、応募種類と面接の準備を入念におこなってください。

なお弊社では、経営者とディスカッションするイベントを、これまでに何度も開催しています。コロナ禍の影響で開催はむずかしくなっていますが、もし今後そういったイベントがあれば、経営者の仕事に対する考え方を確認する場としてぜひ活用していただければと思います。

長期視点で転職先を選ぶ

40代以上になれば、期待される役割は、どうしてもこれまで経験した分野に関連したものへ限定されます。企業は即戦力を求めていますから、これは仕方のないことです。

しかし「せっかく転職するなら、未経験でも自分のやりたい仕事に就きたい」と思うのも、これまた当然だと思います。

もし未経験分野への転職を希望するなら、ぜひ長期視点で転職先を選んでください。いきなり未経験の仕事に就こうとするのではなく、まずは経験領域を求める企業に転職を決めてしまうのです。

転職できたら、最初は自分の経験領域で成果を出すことに、全力で集中しましょう。結果を出せば、会社に利益をもたらしたあなたと経営者の間に、揺るぎない信頼関係が構築されていくはずです。

そうなれば、しめたもの。あとはタイミングをみて、もともと希望していた未経験の仕事を提案し、プロジェクトリーダーとして働けばよいのです。

もちろん、必ずこの流れどおりにいくとは限りませんが、こういった考え方を頭に入れておくだけでも、転職活動のストレスは大きく軽減できると思いますよ。

転職先企業を事前にしっかりと研究

転職活動には、転職先企業の事前研究が欠かせません。理由としては、主に以下の3点があげられます。

  • 企業情報を把握しておくと、担当者から信頼を得やすい
  • 企業の求める人物像がわかる
  • 自分と転職先企業との相性の見極めに必要

なかでも、相性の見極めは非常に重要です。冒頭でお話ししたように、転職者の多くが転職を後悔するのは、ようするに「相性がよくない会社に転職してしまったから」といえます。であれば、事前に企業との相性を見極められるなら、満足のいく転職が期待できるわけです。

そのためには、なんといっても、まず公式サイトをじっくりと読み込んでください。公式サイトには、「企業の理念や方針」「業務内容」「経営状況」など、知っておくべき情報が数多く記載されています。

ただしこういった表の情報には、どうしても「よく見せよう」というフィルターがかかっているので、丸々信用するのも考えものです。口コミサイトや、弊社が提供する経営者と直接触れ合えるイベントなどを活用して、できるだけ情報の裏づけを取るように心がけましょう。

第一印象の重要性を侮らないこと

転職となると、どうしても自分のスキルや実績のアピールに意識が向きがちです。もちろんそういった要素も大事ですが、40代の転職においては、もっと第一印象の重要性を理解しておくべきです。

面接で話ができるといっても、与えられた時間はごくわずか。自分の伝えたいことは、半分も伝わらないと考えておいてください。

一方で面接官も、ごく短時間の間に、相手のことを判断しなければなりません。こうした判断材料が少ない状況下では、あなたが想像しているよりも、第一印象が成否に与える影響は大きいです。

まずは、なにをおいても、笑顔を意識しましょう。普段よく笑う人でも、面接になると緊張してしまい、つい笑顔を忘れがちです。スキルと実績はすごいけれど怖い印象の人、未経験だけど笑顔が素敵で柔らかい印象の人がいたら、多くの人は後者を好みます。

また、服装や髪型といった「身だしなみ」も重要です。清潔感がない人は、どれだけ実力があっても採用の確率が大きく下がってしまいます。

ぜひ、清潔感を意識してください。パリッとして清潔感のある身だしなみをしていれば、それだけで「これなら仕事もきちっとやってくれそうだ」と、判断してもらえますので。

「立つ鳥跡を濁さず」現在働く会社の心証を損ねない転職活動

「転職活動をはじめたらできるだけ早く転職したい」当然誰もがそう考えるはずです。しかし、あまり表立って転職活動をすると、現在の会社で働く人たちとギクシャクしてしまう可能性があります。

本来転職活動を隠す必要はないのですが、できるだけ目立たないように水面下で動くほうが無難です。そのためには、同僚や上司に、転職活動中である旨を決して漏らさないでください。

もちろん、相談したい気持ちは、非常によくわかります。でも相談した人が、あなたの転職に好意的とは限りません。転職について相談したい場合は、プライベートな友人、もしくは私どものような転職エージェントだけにしておくのがいいでしょう。

当然ですが、プロジェクトの途中で転職するような行為は絶対にやめてください。仕事の区切りがよい時期に退職できるよう、転職活動のスケジュールを計画する配慮も必要です。

いずれにしても、「辞めるからあとのことは関係ない」という態度を取れば、悪評を立てられて転職後の仕事に影響が出ることも考えられます。現在の会社の人たちと良好な関係を維持できるように、最後まで責任をもってしっかり仕事をこなしましょう。

まとめ

今回ご紹介した15個の注意点は、どれも重要なものばかりです。もちろん、これさえやっておけば必ず転職が成功するという、魔法のようなものではありません。

しかしこの15点に気をつけていれば、少なくとも、あとから転職を後悔するような事態には陥らずに済むでしょう。

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