あなたの差別化戦略〜「発想をズラす」

あなたの差別化戦略〜「発想をズラす」

職務経歴書や履歴書だけに頼った転職は難しい、ということはこれまでもこのコラムで書いてきた。過去だけではなく、目指す会社で提供できる価値、つまり未来を語れなければ! ということをお伝えしたと思う。

それに加えてもう一つ、考えてみれば当たり前の理由がある。
履歴をデータベースに登録し仕事を探そうとすれば、今いる会社と同様の業界・会社が紹介されることになる。そしてそれが一般的な形だ。でもよく考えてみてほしい、それは同じ業界で転職しようとする人が、同じ場所にひしめく結果になっているということだ。
同じ業界の、同じような年齢、同じような経歴の人が同じ転職活動をしている。そこにただ突っ込んでいくだけでは、なかなか厳しい。その中でも明らかに抜きん出た実力や実績があれば良いが、そうでないとしたら?

ちょっと発想をズラしてみよう。
今の会社の中では、あなたと同じことをできる人は他にもいるかもしれない。あなたよりも評価が高い人もいるかもしれない。でもそれは、同じ組織同じ枠の中での話だ。あなたが発揮できる力やスキル、機能が十分に整っていない会社に行ったらどうか、どこに行ったら有り難がられるか。

例えば総務の仕事。何でも屋だから特段これと言った力は無いです、という人がいたけれど、若い会社では寧ろ総務系の体制は遅れていることも少なくない。 今いる場所を前提に考えるだけでなく、どこへ行っても発揮できる力・スキル・価値をまず把握して、それを活かせるところはどこかと発想をズラして考えてみる。
何も同じ土俵で戦うばかりでないはずだ。差別化という視点で考えてみよう。