地方で働くということ。地方だからこそ実現できる自分だけのキャリア

みなさま、こんにちは。今回は、地方へ転職することについてあれこれ述べてまいります。
さて、近年のITやモバイル通信技術の急速な発達により、以前は「働く場所=会社の職場」に限られていたものが、一部の仕事についてはリモートワークが可能になりました。また、最近頻繁に耳にする「働き方改革」の推進により、フリーランスや副業なども以前に比べると増えてきています。近い将来、「1人の人が3枚の名刺を持つ」時代が来るとも言われています。

これを受け、これまで東京で働いていた人が、地方で働くケースが増えてきました。弊社の求職相談でも「地方で働きたい」といった声が出てきておりますし、実際に地方の企業へのご紹介実績もあります。東京で働いていた人が地方で働く、ということはどういうことなのでしょうか。

地方独自の価値観や習慣に慣れる

地方独自の価値観や習慣に慣れる

UターンやJターンといった、元々その地方の土地勘がある人にとっては、それほどハードルは高くないと思います。しかし、Iターンのように、その地方についての所縁がない人にとっては、地方で働くということは少々ハードルが高いかもしれません。

私は父の仕事の関係で10歳の時に神奈川県から九州のとある地方に転居しましたが、言葉(方言)、土地の習慣、交通手段、人柄などなど、あらゆる環境の違いに最初は戸惑いました。ただ、子供には「学校」というコミュニティがあるので、すぐに周囲になじみ、数ヶ月後にはすっかり「その土地の子ども」と化していましたが(笑)。

しかし、大人となるとちょっと事情が違います。仕事で地方に転居するとなると、コミュニティの「標準的な初期設定」は「職場のみ」となります。そして、そこに住みながら、やがてご近所づきあいや、趣味の仲間など、徐々にコミュニティを広げていくことになります。地方で働き始め、その土地に慣れるまでの間をどう乗り越えるのかが最大のキーになるのではないでしょうか。

地方での働き方と都会での働き方

会社や仕事も不慣れ、土地にも慣れず、知り合いもいないとなると、非常に孤独な気持ちになります。地方ですと勤住近接の場合が多いので、これまで電車通勤の合間に当たり前のようにしていた読書やスマホを使ってのネットサーフィン、SNSなども、自動車通勤になると当然のことながらできません。仕事終わりも車通勤だと「飲みに行く」なんてことはできませんから、まっすぐ家に帰るばかりです。

また、「都会のようにあくせくせず、地方でのんびり過ごしたい」といったイメージを持っていたとしても、実際に住んでみると意外にそうではないこともあります。逆に本当にのんびりしすぎていて、そのギャップに戸惑うこともあるでしょう。要するに、「地方で働く」ということは、自分が頭で描いているイメージ以上に、想定外のことに直面する機会が多いということが言えるでしょう。ですから、Iターンを受け入れてきた地方企業の中には、「UターンやJターンならまだしも、Iターンの人は結局なじめずに東京に戻ってしまうことがあるから、あまり採用したくないんだよね」という本音を持っているところも、現実的にはあります。

地方だからこそ実現できるキャリア

地方だからこそ実現できるキャリア

では、「東京の人間が地方で働くのはやめておいたほうがいいのか」となると、そうではありません。地方には、「一般的に知られていないが実はおもしろい」という企業がたくさんあります。逆の言い方をするならば、私たちが「知らない」がゆえに「その企業で働く」ということを選択肢に入れていない、いわば機会損失の状況とも言えます。

例えば、東京の今の仕事に満足できず、「もっとやりがいのある仕事をしたい」と思っていたとします。しかし、地方企業で自分の経験を活かしつつ、より自分が成長できる仕事があったとするならば、先に述べた「地方でのギャップ」さえクリアできれば、キャリアの成功を掴めるのではないでしょうか。だとすると、どうすれば「地方のいい企業」に出会えるのでしょうか。

地方企業への転職は情報収集から

地方企業への転職は情報収集から

転職サイトでWebを使ってエントリーすることもできるでしょうが、私は個人的にはあまりお勧めしません。なぜなら、例えば皆さんが恋人や結婚相手を探すとき、実際に相手に会わずに決めますか。そうではありませんよね。ですから、これはもう、「自分で情報を取りにいく」しかないと思います。

例えば、転職エージェント主催の「UIJ転職フェア」みたいなイベントに参加するとか、地方自治体が主催する転職・移住イベントなどに足を運ぶとか。そして、リアルにその企業の人と話をし、自分の感覚でその企業との相性をみていけばよいと思います。

いい企業の経営者や人事責任者の話を聞く

できれば、その企業の経営者の話が聞けるとベスト!経営者が最もよくその会社のことを語れる人ですから、その人の口から発する言葉が、一番その会社の特長を捉えていると言えるでしょう。私たちは、企業の経営者や人事責任者が来て、直接企業について話をしてくれる機会をご提供しています。

地方への就業を考えている人はもちろんですが、そうではなく、「地方で働くってどんな感じなんだろう」と少しでも興味を持っている人にとっては、そうしたことを身近に感じられる絶好の機会ですので、実施の際はぜひお気軽に足をお運びください!

地方転職マッチングイベント「あえて東京以外でかがやく」