自分のことは、自分ではわからないもの

自分のことは、自分ではわからないもの

多くの場合、転職などのキャリア活動は孤独だ。
一人で考え、求人を探し、履歴書や経歴書を送り面接に臨む。
失敗してもなぜ上手くいかなかったのかの分析は難しい。
失敗が重なるほどに、自信を失い負のスパイラルに入っていく。

実は、これらの活動の際に重要なのが、貴方のことを客観視してアドバイスをしてくれる第三者の存在だ。
自分のことは、自分では意外にわからないものだ。第三者から指摘されて初めて、「そんなふうに見ているとは意外だった」という経験を持つ人も少なくはないだろう。

ある塾生も、孤独な転職活動の負のスパイラルに入っていた。
しかしプログラムの進行にしたがって、彼の表情はみるみるうちに変わっていった。
経験豊かな人材が集まり、キャリア=仕事を通じて成長する人生を真剣に考え合う中で、仲間から励まされ良い部分、足りない分を指摘されるうちに、自分を客観的に見つめ直すことができるようになり、それと共に自信を取り戻していくことができたのだ。

消え入りそうな表情だった彼は、いつしか塾生の笑顔の中心にいるようになっていた。
みんなが彼の力になろうとした。
そして、見事に新たなキャリアを見つけ、塾生仲間みんなが我が事のように喜びあった。

人生の転機、一人で立ち向かうのは簡単なことではない。
自分ではわからない自分の姿を教えてくれ、時に鼓舞し、背中を押してくれる仲間を持つこと。
キャリアを考える時にとても大事であるにもかかわらず、意外に見落とされているポイントだ。