今からでも大丈夫?ミドルシニア女性の転職について

私たちが行っているキャリア塾「知命塾」。ここのところ、女性の比率が増えています。知命塾は集合型研修で他者の目を通して自分を理解するプログラムですから、多様な人たちが集まることで多様な視点から自分を見つめることができるので、女性比率が高まることは歓迎ですし、実際に男性に刺激を与える存在であることも事実です。知命塾後には希望者に転職サポートもしていますので、その経験も踏まえ、今回は女性の転職について考えてみたいと思います。

ミドルシニアの女性の転職は決まりにくい?

一般に、男女に関わらず、若い人に比べてミドルシニアの転職は難しいものですが、最近ではミドルシニアの転職市場も活発に動いています。そうした中で、知命塾の卒業生も転職を決めており、その難易度に男女の差はそれほど感じていませんが、女性ならではの壁があるようには感じています。

ミドルシニアの女性が転職しにくい理由

女性が転職しにくい理由の一つは自分のことを過小評価していて積極的に動けないということがあります。これは、ご本人の問題もさることながら、社会的な背景が影響しているように思います。今はそれほどでもありませんが、50歳前後の人が入社した頃は、女性は補助的な仕事を任されることが多く、結婚や出産を機に会社を辞めるのが普通の時代でした。したがって、ミドルシニアの女性の中には補助的な役割だけでキャリアを築いていたり、高い人事評価を得るという経験が少ない人も多いのではないかと思います。したがって、自分のことを過小評価しているのです。

しかし、知命塾で多くの女性を見てきましたが、案外世の中に通用するスキルをお持ちの方が多いのです。当のご本人は最初は気づいていませんが。例えば、営業アシスタントとして長く働いていらっしゃった方は、お客様向けのご案内を作成していたり、商品に対する問い合わせやクレーム対応の経験が豊富だったり、営業マンの業務効率化などの後方支援策を網羅的に知っていたりと中小企業からするとのどから手が出るほど欲しいスキルを持っていたりするのです。でも、自分はあくまでもサポート役と思っており、高い人事評価を得ることもなかったので、外に売ることのできるスキルと認識していないのです。

ミドルシニアの女性が転職するためには

では、ミドルシニアの女性が転職するためには何が必要になるでしょうか。

実力を知る

先ほどの例にあるように、本当は世の中で通用するスキルを持っているのにそれを認識していない例が多々あります。まずは、そのスキルを認識する必要があります。実力と認識のギャップを埋めるのです。

正しく表現する

ずっと過小評価してきたので、謙虚になる方が多いのですが、転職でアピールするときには極端な謙虚さは考えものです。盛りすぎるのもよくないですが、自分の実力、スキルを正しく表現できることが大切です。

自分に合う企業の選び方

これは女性に限った話ではありませんが、自分の制約条件を明確にしたうえで、できることをベースに将来ありたい姿に沿った企業を選ぶことが必要です。制約条件に関して言うと女性は男性と制約条件が異なる傾向にあります。男性は仕事の内容や報酬にこだわりを持つ人が多いですが、女性は勤務地や福利厚生にこだわりを持つ人が多いです。制約条件を明確にしたうえで、そういった情報を正しく取るようにしてください。エージェントがいるのであればエージェントを活用しましょう。

自分の可能性を広げるなら「知命塾」

知命塾では、自分の実力を知るための様々なしかけをご用意しています。転職においては、企業サイドから見てあなたがどう見えるのかによって採用の成否が決まります。知命塾に参加することで他者の目を通して自分を知ることができます。自分から見た自分ではなく、他者から見た自分を知るのです。そして、グループワークや発表の機会も多いので、自然と自分のことを正しく表現できるようになります。まさによい転職をするための準備ができるのです。

キャリア女性の転職には社会人材コミュニケーションズの「職業紹介サービス」

また、私たち社会人材コミュニケーションズでは、職業紹介サービスも行っています。知命塾の受講生であれば、その志向性や実力、制約条件をよく理解して職業紹介できますのでしっかりと企業に売り込むことができます。

 

結果として、女性の方が男性よりも早く転職が決まるケースが多いです。推測ですが、女性はそれまでに、結婚、出産、配偶者の転勤など男性にはないキャリアの変節点を経験し、キャリアについて真剣に考える機会が多かったこと、一度覚悟が決まれば決断が早いことがあるのではないかと思います。

ミドルシニアの転職の可能性が広がってきた中で、女性のチャンスも当然ながら広がっています。ご自身の可能性について考えてみませんか。