「60歳の定年まで働いたらあとは年金で悠々自適に暮らせる」
一昔前までは、ほとんどの人がそう信じていたはずです。しかし今や時代は変わりました。これからの時代、体が元気なうちは働き続けるのが当たり前になっていくでしょう。
そういった流れを裏づけるかのように、厚生労働省では、全国300カ所のハローワークにて「生涯現役支援窓口」を設置。55歳以上、特に65歳以上のシニア世代の就職をサポートしています。しかし正直に言って、55歳から慌てて動き出しても遅いと言わざるを得ません。40代からセカンドキャリアを真剣に考え、遅くても50代前半には積極的に行動していくべきです。
今回当記事では、
- 40代・50代からのセカンドキャリアに必要な準備
- 個人向けキャリア研修の活用
- 職業紹介サービスでセカンドキャリアをスタートする方法
などについて詳しくお話していきます。
もっと早く動き出せばよかったと後悔することのないように、ぜひ参考にしていただければと思います。
=目次=
40代・50代からのセカンドキャリアに必要な準備とは
私ども「社会人材学舎」では、毎週たくさんのキャリア相談をお受けしています。その年齢層は、40代前後の方から、まだまだ元気に働きたい60歳ぐらいの方まで様々です。ただ年代は違っても「体が元気な限り働き続けたい」「なにか世の中の役に立つ仕事をしたい」という想いは共通しています。その志の高さにはいつも心を熱くさせられますが、残念なことに、そこからどうやって動けばいいのかがわからずにモヤモヤしている人が非常に多いのです。
そこでまず、当舎の無料セミナーでお伝えしている「セカンドキャリアに必要な準備のポイント」を簡単にご紹介します。
環境変化の認識
これまでに何度もお話をしていますが、ほとんどのビジネスマンはかつてのように、60歳で仕事を離れることは厳しくなっています。一部の会社では定年を65歳まで延長する動きも出てきていますが、その際は減給など、待遇が著しく悪くなるのは避けられません。であれば、”転職や独立” など、セカンドキャリアに挑戦するときが必ず来るということです。
人口の半数を50代以上が占める日本は、「ほとんどの人がミドルシニアからもう一度活躍しないと成り立たない社会」へ、驚くような速さで移行しています。そのことをまずはしっかりと理解しなくてはなりません。
キャリア自立意識を持つ
かつてのように、会社が一生面倒見てくれるという時代は、幕を下ろしつつあります。よく考えてみれば、元々会社にそんな義務はありません。そもそも自分の人生は自分で作っていくものです。充実したセカンドキャリアを設計できるのは、ファーストキャリアの経験をよく知る自分しかいません。
出向や役職定年で嘆くのは、会社の中で生きることしか考えていないからです。「これからは自分のために働く、だから自分でキャリアを設計する」という自立意識を持ちましょう。
自分を知る
セカンドキャリアを設計するには、なんといっても
- 自分になにができるか
- どんな能力があるか
- なにをしたいのか
をしっかりと把握しなければなりません。
しかしじつは、キャリア作りをうまくできない人にもっとも足りないのが、この「自分を知る」ことなのです。自分を冷静に振り返るのは誰しも怖いもの。自分があまり触れたくない過去とも、再び向き合う必要がありますからね。でもあまり心配しないでください。あとから説明しますが、キャリア研修のような第三者のサポートがあれば、思っているよりもむずかしいことではありません。
志を見つける
「やりがいを感じない」と、現在の職場にモヤモヤとした不満を抱える人は多いです。しかしいざ「やりがいとはなにか」を尋ねられて、明確に答えられる人はほとんどいません。そう考えると、現状への不満を「やりがいがない」と置き換えているだけかもしれない。やりがいとは、言い換えれば「満足度が高い」ということです。
あなたが仕事で満足感を感じるのはどんなときですか?十分な報酬、自分への高評価なども重要でしょう。しかし充実したセカンドキャリアを過ごすためには、世の中の役に立とうとする「志を見つける」のが、非常に重要ではないでしょうか。
キャリアの設計図をつくる
私どもはキャリア研修の中で、必ず「先を見据えた長期的なキャリア設計図を作りましょう」とお話しています。研修内で実際に85歳までのプランを作ってもらいますから、最初は非常に苦労されるようですね。しかしなんでもそうですが、ゴールイメージがないまま進んでは、どこにたどり着くか見当もつきません。その道が正しいかどうかがわからなければ、修正すらできないのです。
途中で修正をしてもいいから、自分が何歳まで働くのか、どんな領域で、誰のためにどんな仕事をするのか、具体的にどのようなステップを登っていくのかをまずは一度決めてしまいましょう。
仲間を見つける
キャリアを設計するには、自分を客観的に振り返り分析する必要がありますが、自分ひとりでおこなうのは相当厳しいと思います。そしてもうひとつ、セカンドキャリアでは、組織関連ではない自分独自のネットワークを持っていないといけません。
自分の力が試されるセカンドキャリアだからこそ、共にキャリアを刺激しあえる、いざという時に助け合い支え合う仲間が必要なのです。
【知命塾】40代・50代でも大丈夫!個人向けキャリア研修でセカンドキャリアの準備を
さきほど、40代・50代からのセカンドキャリアに必要な準備について、ポイントをお話しました。思っていたよりもたくさんあってびっくりされたかもしれませんが、転職やセカンドキャリアへ踏み出すには、それだけ周到な準備が必要だということです。またひとりでは自分の棚卸しやキャリアプラン作りはむずかしいともお話しましたよね。
そうなんです。転職市場の主流から外れている40代・50代には、一緒にサポートしてくれるバックアップが欠かせません。私たち社会人材学舎では、個人向けキャリア研修「知命塾」にて、あなたのセカンドキャリア構築のお手伝いをしています。
40代・50代が活躍するためには「学び直し」が有効
「知命塾」とは、30代後半から60代のセカンドキャリア構築を希望する方を対象に、独自のキャリア理論に基づいた研修プログラムと、職業紹介サービスをワンストップで提供する人気のキャリア研修プログラムです。人生100年社会を迎え、さらにAI・自動運転等の技術革新やグローバル化が進展している現在、多様な働き方や新たなスキルを獲得していく必要があります。
さらにセカンドキャリアは転職が前提ですから、新しい組織・仕事への対応力も身につけなければなりません。そう、40代50代が活躍するためには、 これまでの経験と知識だけではなく、”学び直し” が重要なポイントなのです
知命塾でなにが学べるのか?
知命塾では、最初に自分のキャリア設計をおこないます。自分のこれまでのキャリアを振り返り、「自分にできること」「自分のやりたいこと」を明確にするのです。またワークショップ研修、アルムナイ(同窓会)、同窓会相手の腕試しの場「チャレンジフィールド」などを通して、下記のような能力が身につきます。
- 他者を通して自分を客観視する力
- 仲間とともに自分を磨き上げる力
- 多様な未来像を描き選択肢を増やす力
- 自分のできること、やりたいことを発信する力
知命塾5つの特徴
1.知命塾ワークショップ
ただ講師の話を聞いて満足するだけでは意味がありません。 “実践ワーク” を通して、覚えたことを実際にできる状態へ落とし込むところが、当塾が多くの人に支持される理由のひとつです。
現状できることを明確にし、将来の理想に向かうためのセカンドキャリアプランをじっくりと練り上げます。第三者の目から見た「客観的な自分」と向き合えるのも、当塾の大きな特徴です。
2.知命塾チャレンジフィールド
ワークショップで身につけた内容を、知命塾同窓会ネットワークに対して実際に試せるのが、この「知命塾チャレンジフィールド」です。会場の準備・集客は社会人材学舎がサポートしますので、ほぼゼロコストかつ、低リスクなのも嬉しいところ。
おそらくこれまでの自分では想像もつかなかった、新しいチャレンジになるのではないでしょうか。
3.知命塾のキャリア相談
自分のキャリア分析は、言葉でいうほど簡単ではありません。知命塾の仲間のサポートも重要ですが、やはりキャリア開発の専門家によるサポートは不可欠です。知命塾のキャリア相談は、単なる相談ではありません。キャリア分析からもっと戦略的な内容まで、あなたの悩みをガッチリと解決に導きます。
4.ミドルシニア向け職業紹介サービス
知命塾が支持される理由のひとつとして、キャリア構築ワークショップと仕事を紹介してくれるサービスがワンストップになっているところをあげる人は多いです。20代と比べて、40代50代の転職市場は決して大きくありません。ミドルシニアの転職に精通したエージェントのサポートが絶対に必要です。
ワークショップ最後の仕上げとして、ミドルシニア向け職業紹介サービスを活用してください。
5.あえて「塾」という制度を採用
社会人材学舎は、知命塾を塾生がいつでも何度でも戻れる場所にしたいと考えています。セカンドキャリアを進む上で、不安や悩みが尽きることはおそらくありません。また常に新しいスキルを身につけていく必要があります。
塾生が末永く活躍し続けられるためにも、あえて「塾=いつでも戻れる場所」というスタイルを採用しているのです。
まずはメルマガで知命塾
ご登録から7日間は知命塾の内容を一部抜粋してお送りしています!(キャリア道場)
無料の知命塾説明会も
●個別相談方式:
キャリアのお悩みのご相談を受けつつ、知命塾をご自身のキャリアにどう活用していくのか等をお話しします。また実際に使う教材等もご覧いただき、講義がどのように進められていくのかもお伝えいたします。
講師と1対1で実施いたしますので、他の方がいる環境では話しにくい質問なども安心してご相談ください。(所要時間:60分)
●参加方法:
以下からご都合の良い方をお選びいただけます。
(1)Zoomによるオンライン方式
(2)ご来社
「職業紹介サービス」でセカンドキャリアをスタートさせよう!
しつこいようですが、40代50代が新しいセカンドキャリアを軌道に乗せるのは、簡単なことではありません。いくら中高年層の転職市場が拡大しているといっても、20代と比べると、求人数は圧倒的に少ないのが現実です。
ということで、40代50代のセカンドキャリアをスタートさせたいのなら、ミドルシニア層専門の職業紹介サービスを徹底的に活用してください。
社会人材学舎の職業紹介サービスとは
社会人材学舎では、「いい人材」×「いい仕事」=「いい社会」の理念を軸に、これまでには考えられないような “40代50代の活躍の場” を創造し続けています。私たちは、あなたがまずどのような強みを持ち、何を実現したいのかじっくりと時間をかけて共有します。だからこそ、単なる雇用条件だけではなく、その人のやりがいや充実感を実現させるマッチングが可能なのです。
また社会人材学舎の職業紹介サービスが紹介する案件は、直接経営者から依頼を受けたものばかり。そのため採用基準も、経営者が抱える課題を共に解決できる能力と人柄が重視されます。
つまり実力さえあれば、年齢や性別は関係なくチャンスがある案件を提供してくれるのが、社会人材学舎の職業紹介サービスということです。なぜ40代・50代には、転職エージェントのサポートが不可欠なのか?40代・50代に転職エージェントのサポートが必要な理由は、これまでに何度もお話してきましたが、改めてもう一度クリアーにしておきましょう。
一言でいえば、40代・50代の転職市場が、極端に狭いからです。絶対的な求人数が少ないところに、多数の応募者が殺到します。転職先企業は即戦力を求めています。さらに自社の風土に合わせてくれる柔軟性も必要です。自分が転職先に貢献できることを明確に語れない人は、残念ながら採用されないでしょう。
何度も言っているように、独力で「自分のできること・強み・やりたいこと」を明確にできる人はそう多くありません。だからこそ、イチから一緒にサポートしてくれる転職エージェントの力が必要なのです。
今日はあなたに、40代・50代のセカンドキャリアを構築する準備についてお話してきました。我が社会人材学舎には、「知命塾」という、キャリア研修と職業紹介サービスがワンストップになったサービスがあります。
ぜひ知命塾と共に、これからのセカンドキャリアを作り上げていきましょう。